tonaka1’s diary

65歳でリタイア。散歩、グルメ、写真と自由気ままな生活をご紹介します

虹の彼方へおじ散歩 ~ 日本一長い参道を行く (本殿までは遠かった・・・) ~

身内にちょっと心配なことが幾つか重なり・・・・。

普段は信仰心などほとんどなく、神社を参拝するのは正月に近くの氏神様に行く程度なのだが、こんな時は神頼みとばかりにご利益がありそうな神社をお参りする事にした。

 

目指すは、さいたま新都心を起点に直線では日本一長い参道を持つ『大宮氷川神社』。 荒川流域にある約280の『氷川神社』の総本宮だ。

という事で今回の『おじ散歩』は直線距離にして約2Km、境内での移動距離も含めると往復で約5Kmの行程となる。

 

出発地点はJRさいたま新都心駅

 

さいたま新都心駅

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さいたま新都心には『さいたまスーパーアリーナ』やショッピングセンター『コクーン』など大きな施設が存在する。

10年後の2031年には『さいたま市役所』もこの地に移転予定だ。

さいたま市の中核都市として発展していくのだろう。

 

ここから徒歩数分の所に大宮氷川神社へ通ずる参道の入り口がある。

 

氷川神社『一之鳥居』

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氷川神社参道入り口の『一之鳥居』はかって宿場町(大宮宿)だった旧中山道の分岐点にある。

ここからまっすぐ約2Kmに及ぶのが直線では日本一長い参道。 両脇には欅並木が整然と並ぶ。

さあ、『おじ散歩』の始まりだ。

 

2Kmの参道

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参道は真っ直ぐどこまでも伸びながらその姿を変えていく。

一の鳥居を入った直後の参道は自動車の走行も可能な道路であったが、途中からは歩行者専用の道となる。

さらに歩を進めると参道を取り巻くようにして遊歩道も現れる。

高層ビルと木陰が映る岩が印象的な遊歩道の組み合わせは何とも味わい深い。

 

この参道の廻りにはいくつかのお店が点在し、参拝者の憩いの場となっている。

お洒落なカフェやレストランなど様々。 ここ数年で出来た新しい店が多いのも特徴だ。

そんな中に昔から営業している店に出会った。

 

氷川だんご屋

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そのお店は『氷川だんご屋』。 食事もできる甘味処だ。 お店は昔から営業しているが昨年この地に移転されたらしい。 だから店舗は新店である。

真新しい店舗は清潔ですがすがしい。 だが、だんご屋のイメージが湧きづらいのも事実だ。

ここはテイクアウトはもちろんの事、店頭横のベンチでいただく事も出来るし、お店2階の食事処で甘味や食事を楽しむ事も出来る。

 

昼ご飯にはまだ早いので「氷川焼だんご」を少しいただく事にする。

 

氷川焼だんご

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購入したのは氷川焼だんごのミックス(2本入り)である。

価格は税込みで200円。

「のり付き」と「しょうゆ」のミックスだ。 この組み合わせは自由である。

「のり付き」2本でも、「しょうゆ」2本でも構わない。 値段は同じである。

 

醤油の香ばしさとお米の食感がいい。 10時のおやつなので2本ぐらいが適量だ。

珈琲やワッフルなどお洒落なものもいいが、やはり参道にはだんごが似合う。

 

休憩後再び参道を進む。

本殿はもう直ぐだ。

 

三之鳥居

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三之鳥居が見えてきた。 ここを超えればいよいよ神域となる境内である。

どちらかというと無神論者に近い私でも身が引き締まる思いになる。

 

氷川神社の境内には本殿を囲むようにいくつもの神社がたっている。

『稲荷神社』、『松尾神社』、『門客人神社』など7社だ。

全てをお参りしていると時間がかかり過ぎるので、その中からパワースポットと思しきところ一社を私なりに選択し参拝させていただいく事にした。

 

そこは『宗像神社』だ。

 

宗像神社

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宗像神社は須佐之男命の娘たち三女神がまつられた神社。

神の棲む見沼の名残、神池に鎮座している。 龍神様がいらっしゃるその池は、済んだ池ではないが、水のエネルギーが清清しい浄化スポット。 

この神社からは澄んだパワーがいただける。

 

ここでパワーをいただいた後いよいよ本殿を参拝する。

神橋の向こうに見えるのは朱塗りの美しい桜門。 ここは空気が変わる強い結界となっている。

 

神橋

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橋も昔から結界と言われているので 、ここを渡ると空気がガラリと変わるのかもしれない。

神橋の先には桜門、舞殿、拝殿、本殿と一直線上に並ぶ。

神様と一直線でつながるのだ。 だからこの橋は心して渡らないといけない。

身を正しながら橋を渡る。

いよいよ本殿に参拝だ。

 

ここまでの道のりはかなり長かった。 1時間近くかかったのではないだろうか?

 

このご報告も一度に長くなり過ぎても読みづらくなると思われるので、この後の参拝から復路については次回とさせていただきたい。